ノースロップ・グラマンは、2015年8月25日、アメリカ海軍のMQ-8Cファイアスカウト無人ヘリコプターが、カリフォルニア州の海軍基地(NB)ベンチュラカウンティ・ポイントマグーから150海里、11時間の飛行を成功させたと発表しました。
MQ-8Cは、ベル407をノースロップ・グラマンが海軍の無人偵察・攻撃ヘリコプターとした機体で、駆逐艦や沿海域戦闘艦からの運用を想定しています。ノースロップ・グラマンではMQ-8Cは12時間の飛行能力があるとしており、まだ余力がありそうです。
MQ-8Cの開発飛行試験は2015年前半に完了しており、2015年後半には運用評価が完了する見込みです。これまで353回、513時間以上飛行しています。なお、海上自衛隊もMQ-8Cのような無人偵察ヘリの導入を計画しています。