ウェストジェット、初のワイドボディ機 新塗装の767-300ERを受領

ウェストジェット、初のワイドボディ機 新塗装の767-300ERを受領

カナダの格安航空会社(LCC)、ウェストジェットは、2015年8月28日、同社初のワイドボディ機を受領しました。シュノールト国際空港からカルガリー国際空港にフェリーしたもので、この機材は「N324BC」です。塗装はウェストジェットの新しいロゴが施されたもので「WESTJET」のロゴの後ろにカナダらしいメープルリーフが描かれています。

計画では導入当初に、4機を導入するとしており、いずれも今回受領した機材を含め、以前、カンタス航空で運航されていた機材です。ウェストジェットはボーイング・キャピタルから導入しています。

この767は、プラス(Plus)は24席で配列が「2-2-2」となっており、リクライニング角度が深く、シートピッチも広くなっています。エコノミーは238席です。全席にタブレットや携帯電話などの電源を備えているほか、同社のWi-Fiサービス「ウェストジェット・コネクト」を装備します。

この機材は2015年12月にアルバータ州とハワイ間を結ぶカルガリー発着のホノルル線、カフルイ(マウイ島)線、エドモントン/マウイ線に767-300ERを投入します。なお、ハワイ路線の投入を前に、9月はトロント/カルガリー間に投入します。

秋までにはさらに2機を受領する計画で、ハワイ路線に加え、12月からトロント発着のモンテゴベイ線に投入し、2016年5月にはロンドン・ガトウィック線を開設します。


この記事に関連するニュース
メニューを開く