アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで、空母USSジョージ・ワシントン(CVN-73)と、USSロナルド・レーガン(CVN-76)のハル・スワップが完了し、2015年8月31日にレーガンが横須賀へ向け出港する模様です。FOX5サンディエゴが8月26日付で報じています。
今回のハル・スワップは、ワシントンが燃料交換とオーバーホールのためバージニア州のドックに入るためとられた措置で、ワシントンの乗員と航空団は11年間サンディエゴを母港としていたレーガンに乗り換えて日本へ戻ります。
その後、ワシントンは元レーガンの乗員により南アメリカ経由でバージニア州へ回航されます。そしてバージニア州ノーフォークから大西洋と地中海、インド洋、太平洋を作戦航海しながら世界一周したUSSセオドア・ルーズベルト(CVN-71)がサンディエゴに到着してワシントンを回航した元レーガンの乗員が乗り組み、サンディエゴを母港とします。
新たに横須賀を母港とするレーガンは、2011年3月の東日本大震災の際には、いち早く救援に駆けつけたアメリカ軍艦です。海軍航空隊司令官のマイク・シューメイカー中将は「4年前からレーガンと日本は強い絆で結ばれている」と話しています。