2015年8月17日から8月28日まで、アメリカ・カリフォルニア州エドワーズ空軍基地(AFB)で実施されたオランダ空軍のF-35A運用試験に、民間の訓練支援会社ドラケン・インターナショナルのA-4スカイホーク6機が参加しました。
この運用試験は、オランダ空軍の戦術開発と評価試験のためのもので、第323試験評価飛行隊と統合打撃戦闘機運用試験チーム(JOTT)が主導しました。JOTTには空軍と海兵隊、海軍、イギリス空軍、オランダ空軍の試験飛行隊が参加しています。
ドラケン・インターナショナルのA-4はロシアの戦闘機をシミュレートしたほか、アリゾナ州空軍(ANG)第162戦闘航空団(162FW)のF-16 6機やKDC-10空中給油機1機も参加しています。
ドラケン・インターナショナルのパイロットは退役軍人が務め、A-4はニュージランド空軍の中古機にAPG-66レーダーやレーダー警戒受信機などF-16Aと同等のアビオニクスを搭載してアップグレードされています。