スウェーデンのサーブは、2015年9月1日、エアバスとA321キャビン・フレックス・プログラムに関する設計・開発・製造契約を結んだと発表しました。
サーブが受注したのは、A321neoに採用されたキャビン・フレックス・プログラムで位置が主翼後方へ移されたドア3のドア・プラグとカバープレートです。A321neoは乗降ドアの移設と非常ドアの増設、キャビン後部のトイレとギャレーを整理することにより、モノクラスで最大240席を配置できるようになります。
サーブは、このドア・プラグとカバープレートの設計・開発・生産までを初めて担当します。サーブはこれまでに、A350-1000のフラップ支持構造とフェアリング、A380の中・外翼の前縁部、エアバスやボーイング機のエルロンやドアなどの開発・生産に関わっています。