KIホールディングス、JALとシート納入遅延で和解 9億3400万円を支払い

KIホールディングス、JALとシート納入遅延で和解 9億3400万円を支払い

KIホールディングスは2015年9月9日、適時開示情報で日本航空(JAL)との航空機用シートの納入遅延について、和解契約を締結したと発表しました。JALからは、納入遅延による損害賠償を求められ、協議を行っており、9月30日付で、9億3400万円を支払う内容で和解したものです。

KIホールディングスでは、さらに長期化した場合のコストの増大、人的資源の負担などを総合的に考慮し、JALと和解契約を締結することが最善と判断したと説明しています。

この和解契約を持って、相互に何らの債権債務のないことを確認するとしています。これに伴い、すでに計上済みの損害賠償引当金の一部との差額9億2400万円を、2015年9月期第4四半期の特別損失として計上します。

KIホールディングスは、2015年5月にタイ国際航空との裁判に伴い、99億6800万円を損害賠償引当金繰入額として特別損失に計上しています。

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