オーストリア航空は2016年4月4日から、ウィーン/上海・浦東線に就航します。4月は週5便、5月にはデイリー運航に増便する計画です。オーストリア航空の中国路線は、北京線に続く2路線目となります。
これにより、ルフトハンザ・グループはルフトハンザドイツ航空がフランクフルト、ミュンヘン発着、スイスインターナショナルがチューリッヒ発着でそれぞれ上海線を運航しており、同グループの4つのハブ空港から上海路線を運航することとなります。
オーストリア航空は2004年4月から2007年1月にかけてウィーン/上海線を運航しており、復便となります。同社では、上海線の市場環境が再び整い、上海発の需要も十分に確保できる見込みとしています。
オーストリア航空のアジア路線は、デリー線が767、バンコクと成田線が777で運航しており、いずれもデイリーです。さらに、2015年10月27日からコロンボ(スリランカ)線を週1便で運航し、中国路線以外で週22便を運航しています。