ボーイング、米空軍F-15C/Eの近代化を受注 BAEシステムズが下請け

ボーイング、米空軍F-15C/Eの近代化を受注 BAEシステムズが下請け

ニュース画像 1枚目:左垂直尾翼端にあるのがTEWSポツド
© U.S.Air Force
左垂直尾翼端にあるのがTEWSポツド

ボーイングは、2015年10月1日、アメリカ空軍のイーグル・パッシブ・アクティブ警告生存システム(EPAWSS)の主契約社に選定されたと発表しました。同時にこのEPAWSSは、BAEシステムズがボーイングの下請けとして開発・製造することも発表されています。

EPAWSSは、400機以上あるF-15C/Eイーグルの戦術電子戦装置(TEWS)と交換されるもので、ジャミング能力やレーダー波警告、赤外線脅威警告、チャフ・フレアー能力が強化され、しかも小型化されます。これによりF-15は2040年までの使用が保証されます。

BAEシステムズは、EPAWSSプログラムをニューハンプシャー州とニュージャージー州、テキサス州のアメリカ国内の施設で行います。プログラムの総額は40億ドルと見積もられています。

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