アエロフロート・ロシア航空は2015年10月1日、取締役会を開催し、アエロフロート・グループの戦略を承認しました。長期的なグループ成長戦略のうち、傘下航空会社の複数ブランド展開について、整理します。
今後2年間で、グループの航空会社を4社とする新たな体制に変更します。アエロフロート・ロシア航空は、グループ内の中核でプレミアムキャリアとして運航します。また、格安航空会社(LCC)はポベーダ、極東の航空会社はオーロラでそれぞれ事業を展開します。また、リージョナル路線を運航するブランドはロシア航空に統一し、オレンエアとドンアヴィアを統合します。 新たなロシア航空の拠点や就航路線の詳細は発表されていません。
このうち、アエロフロートでは機内食のアップグレード、新機材の導入などによるサービス改善を図っており、ポベーダやオーロラでも同様に改善を図ること、新たなロシア航空の設立により、数十億ルーブルの相乗効果を生み出すことが期待されています。