JALと新日本航空、10月10日に鹿児島空港への着陸時にニアミス

JALと新日本航空、10月10日に鹿児島空港への着陸時にニアミス

日本航空(JAL)と新日本航空が2015年10月10日、鹿児島空港への着陸時に異常接近した件について、国土交通省は重大インシデントに認定し、運輸安全委員会が調査に着手しました。JALは767-300の機体記号(レジ)「JA8364」、新日本航空はアイランダーの「JA80CT」で運航していたものです。2機ともニアミス後、無事に鹿児島空港に着陸し、けが人などが発生しませんでした。

JALは鹿児島空港への着陸の許可を管制から得て、滑走路へ最終進入中に、前方左下に他社機が接近している状態を確認し、再度上昇して着陸をやり直したと説明しています。一方、新日本航空も着陸許可を得たとしていますが、ニアミスしたJALと、JALの前方で着陸した全日空(ANA)を間違えたとの見方が出ています。

なお、両社とも運輸安全委員会の調査に全面的に協力を行うとしています。

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