エアバス「H160」試作1号機、175ノット、高度1万フィートを達成

エアバス「H160」試作1号機、175ノット、高度1万フィートを達成

ニュース画像 1枚目:H160試作1号機
© Airbus Helicopters
H160試作1号機

エアバス・ヘリコプターズは、2015年10月6日から10月8日までロンドンで開催されたヘリテック・インターナショナルに、新型機「H160」のモックアップを出展するとともに、試作1号機による試験飛行が順調であることを発表しました。

試作1号機はすでに、速度175ノット(時速約324キロ)、高度1万フィート(約3,048メートル)を達成しています。試作2号機は6月に電源が投入されて以降、チュルボメカArranoエンジンをコンセプトどおりに搭載、統合しており、2015年末までには初飛行します。

エアバス・ヘリのギヨム・フォーリCEOは「H160のフライト・エンベロープは順調に拡大している、2018年のデリバリー開始に向けて良い位置にいる」と話しています。

H160はドーファン・シリーズの後継機となる5.5トンから6トンクラスの双発ヘリコプターで、海底石油・ガス開発支援や救急医療サービス、各種公共サービス、VIP輸送など幅広い用途に合わせて設計されています。

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