ルフトハンザ・テクニーク、747-8IのVVIP機 1機目の改修を完了

ルフトハンザ・テクニーク、747-8IのVVIP機 1機目の改修を完了

ニュース画像 1枚目:ボーイング 747-8インターコンチネンタルのVIP機
© Boeing
ボーイング 747-8インターコンチネンタルのVIP機

ルフトハンザ・テクニークは2015年10月9日、ハンブルク工場で手がけている747-8インターコンチネンタルのVVIP機の改修を完了し、その1機目を顧客に引き渡したと発表しました。ルフトハンザ・テクニークは3機の改修を手がけており、この1機目を引き渡したもので、顧客名は非公表としています。この機材は機体記号(レジ)「A6-PFA」で、アミリ・フライト向けの機体とみられます。

ルフトハンザ・テクニークはこのプロジェクトで、客室440平方メートルにわたり装備する機器とその品質の面で顧客からの幅広い要件にあわせ、同社の長い歴史でも最も複雑な作業の1つであったとコメントしています。ルフトハンザ・テクニークはハンブルク工場で747-8インターコンチネンタルを同時に3機、並列でVVIP機の改修作業ができる格納庫を持つ唯一の施設でもあります。

今回の改修では客室全体を、1機ずつ個別に設計しています。それぞれ最高品質の家具、ファブリック、300以上の仕上げ材が使用され、航空機に搭載された機器、用品などいずれもカスタムメイドのものです。主な装備は、シャワー、大会議室、広いラウンジ、ベッドルーム、バスルーム数カ所です。ブロードバンドインターネット、GSM、無線LAN、テレビ放送や衛星通信などオンボード・エンターテインメントを提供する統合システムなど、最新の装備を備えています。

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