アントノフは2015年10月15日、プラット・アンド・ホイットニー・カナダ(P&WC)とAn-132D試験飛行機のエンジン供給について契約を締結しました。P&WCはPW150Aエンジンを2基、2016年4月に納入する予定です。アントノフはこのエンジンを搭載し、2016年後半にこのデモ機で初飛行を行ないます。
An-132ライト多目的機はAn-32派生系の開発プログラムで、サウジアラビア王国、アントノフが共同で進めます。アントノフはAn-132について2018年から2025年に最大200機の需要があるとしており、サウジアラビアとの共同プロジェクトを通じ、国際協力の新たな段階に達するとしています。
なお、PW150Aは1998年6月に認証を取得しており、すでにボンバルディアのDHC-8-400(Q400)に搭載されているエンジンです。