ネットワーク対応のハープーン、AGM-84N Block IIプラスの試射成功

ネットワーク対応のハープーン、AGM-84N Block IIプラスの試射成功

ニュース画像 1枚目:F/A-18Fに搭載されたAGM-84NハープーンBlock IIプラス
© U.S.Navy
F/A-18Fに搭載されたAGM-84NハープーンBlock IIプラス

アメリカ海軍は、2015年11月18日、カリフォルニア州ポイントマグー試験場で、ネットワーク対応のハープーン・ミサイル、AGM-84Nのフリー・フライト試験を完了しました。

ネットワーク対応のハープーンはBlock IIプラスと呼ばれているもので、飛行中に移動する目標の更新データを受信することができます。試験ではF/A-18から目標の更新データをデータリンクを介して受信し、ミサイルのアクティブ・レーダーが移動する標的を捉える位置まで自律的に飛行することに成功しました。

AGM-84NハープーンBlock IIプラスは、このほかGPS誘導装置も搭載しています。水平線以遠の地上目標や艦艇への全天候攻撃能力があります。ハープーンは1977年以降、アメリカ海軍や29の同盟国に7,500基以上がデリバリーされています。

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