ボーイング、エバー航空と787-10、777-300ERの発注を確定

ボーイング、エバー航空と787-10、777-300ERの発注を確定

ニュース画像 1枚目:ボーイング、エバー航空と787-10、777-300ERを契約
© Boeing
ボーイング、エバー航空と787-10、777-300ERを契約

ボーイングは2015年11月24日、エバー航空と787-10を18機確定、オプション6機で最大24機、777-300ERを2機、発注を確定しました。この契約は、カタログ価格80億ドル相当で、台湾の航空会社では単一発注として過去最大額の発注規模となります。両社は2015年10月、この契約の購入覚書(LoI)を締結していました。

エバー航空は777-300ERのローンチカスタマーであり、787-10でもローンチカスタマー・チームに参画し、その開発に加わります。エバー航空は燃費効率がさらに高まり、長距離路線での運航効率の向上につながることを見込んでいます。

エバー航空は長距離路線向けの機材更新を進め、2020年までに保有機数を100機にまで拡大する計画です。787-10は機数増につながり、エバー航空の新路線、新市場の開拓につながると見られています。また、長距離路線は777-300ERと787-10の2機種が担うこととなります。

エバー航空は現在、40機超のボーイング機を運航しており、納入待ちの機材は37機あります。この内訳は、777-300ERが14機、777貨物機が5機、787-10が18機です。

この記事に関連するニュース
メニューを開く