空自と米空軍、12月上旬に嘉手納基地の訓練を三沢基地で移転実施

空自と米空軍、12月上旬に嘉手納基地の訓練を三沢基地で移転実施

防衛省は、アメリカ軍再編に係る嘉手納基地からの訓練移転の一環として、2015年12月1日(火)から12月18日(金)までの期間、嘉手納基地に所属するアメリカ空軍と三沢基地、千歳基地に所属する航空自衛隊の部隊による、本来、嘉手納基地で行う訓練が、三沢基地で実施されることを発表しました。

この訓練移転は、嘉手納、岩国、三沢の各アメリカ軍基地周辺の騒音軽減を目的として実施されるもので、2015年度は千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原の各航空自衛隊基地とグアムへの訓練移転が計画され、今回の嘉手納からの訓練移転はその一環として実施されます。

訓練は、アメリカ空軍嘉手納基地に所属する第18航空団と航空自衛隊三沢基地に所属する第3航空団と北部航空警戒管制団、千歳基地に所属する第2航空団が実施します。アメリカ空軍からは12機程度のF-15と空中給油機1機、早期警戒管制機2機 、人員300名程度が参加、航空自衛隊からはF-15が4機程度、F-2が4機程度参加します。

なお、日米合同委員会合意に基づく国内への訓練移転は、今回の移転で40回目となります。

期日: 2015/12/01 〜 2015/12/18
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