A320neo、初の納入はカタール航空からルフトハンザに変更へ

A320neo、初の納入はカタール航空からルフトハンザに変更へ

ニュース画像 1枚目:A320neo
© AIRBUS S.A.S.
A320neo

A320neoの初号機引き渡しが当初予定されていたカタール航空ではなく、ルフトハンザドイツ航空になる模様です。航空業界の専門誌、ATW、Aviation Weekなどが伝えています。

当初は製造番号6772、テストレジ「D-AXAN」、登録時は「A7-AJB」となる見込みの機体が引き渡しされると見られていました。この機体はすでにカタール航空の塗装が施されています。

ルフトハンザに納入されるA320neoは、製造番号6801、テストレジ「D-AXAQ」、登録時は「D-AINA」となる機体と想定されます。この機体もすでにルフトハンザドイツ航空の塗装が施されています。いずれもハンブルク工場のスポッター、「Hamburg Finkenwerder News」でその機体の様子が掲載されています。

ATWはこの変更は、型式証明を取得済みのP&Wエンジン、PW1100G-JMエンジンでハード、ソフトウェア共に変更が行われることから、これに伴う運用制限が関係していると説明しています。運用制限があるものの、2015年12月22日に引き渡しを受け、就航路線はいずれも整備拠点が充実するフランクフルト/ハンブルク線で使用する見通しです。

ルフトハンザの後は、カタール航空、インドの格安航空会社(LCC)のインディゴのいずれかに納入される見通しです。

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