航空各社、リチウム電池で作動する電子機器の預入れ、機内持込を禁止に

航空各社、リチウム電池で作動する電子機器の預入れ、機内持込を禁止に

デルタ航空は2015年12月11日、リチウム電池を使用するホバーボードなどの機内持込みを禁止すると発表しました。アメリカン航空、ユナイテッド航空のアメリカ系航空会社に加え、12月8日にはエア・カナダ、12月14日にはKLMオランダ航空、エールフランス航空も機内持ち込み、預け入れの禁止を発表しています。このほか、ブリティッシュ・エアウェイズやアラスカ航空、カンタス航空、カタール航空も同様の措置を取っています。

リチウム電池に発火のリスクがあるとされることから安全上の理由により禁止されたもので、対象となるのはリチウムイオン電池で作動する機器、小型電動式の乗り物で、ホバーボード、エアーボード、オックスボード、電動スケートボード、ウェーブボード、Uランナー、エアーウィール、小型セグウェイなども該当します。

ウォールストリート・ジャーナルはリチウム電池の機内持込みについて、ボーイングが航空各社に警告を送付したと伝えています。

なお、各社の制限は、機内持込手荷物、受託手荷物、いずれにも適用されています。詳しくは、各社のウェブサイトを参照ください。

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