富士重工業は2015年12月24日、特別利益を計上すると発表しました。防衛省向けAH-64D戦闘ヘリコプターの初度費残額について請求した最高裁判決が決定したことを受け、貸倒引当金を特別利益に計上するものです。
2016(平成28)年3月期第3四半期連結決算で、貸倒引当金戻入額として約296億円、遅延損害金などをその他特別利益として約186億円、計約482億円の特別利益を計上します。これにより2016年3月期の連結業績予想も変更し、売上高、営業利益、経常利益 は変更しないものの、当期純利益を420億円増の4140億円とします。