ノースロップ・グラマン、空自向けE-2Dをフロリダで生産

ノースロップ・グラマン、空自向けE-2Dをフロリダで生産

ニュース画像 1枚目:E-2Dアドバンスドホークアイ
© Northrop Grumman
E-2Dアドバンスドホークアイ

ノースロップ・グラマンは、2016年1月5日、アメリカ海軍から航空自衛隊向けのE-2Dアドバンスドホークアイを生産するための契約変更を受け付けたと発表しました。

航空自衛隊は新しい空中早期警戒(AEW)指揮管制機として、2014年11月にE-2Dの採用を発表しました。これはアメリカ政府の有償海外軍事援助(FMS)での導入になるため、日本政府がアメリカ政府に発注し、アメリカ政府(海軍)がノースロップ・グラマンに発注するかたちとなります。

2億8,597万5,244ドルの契約変更により、航空自衛隊向けのE-2D初号機は、アメリカ海軍向けの機体と同じフロリダ州セントオーガスティンのエアクラフト・インテグレーション・センターで生産されます。

E-2Cはアメリカ海軍や航空自衛隊のほか台湾空軍やフランス海軍、エジプト空軍などが使用していますが、最新型のE-2Dの輸出は日本が初めてとなります。E-2Dはステルス機や巡航ミサイルに対応した新しいレーダーを搭載し、ネットワーク能力を向上させています。

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