ロッキード・マーティンとイスラエル国防省は、2016年1月7日、イスラエル空軍(IAF)向けF-35A初号機「AS-1」の最終組み立て開始を祝いました。
F-35A「AS-1」は、テキサス州にあるロッキード・マーティン・フォートワース工場で、4つの主要部を結合する作業が開始され、6月にはロールアウト、2016年後半にIAFへ引き渡されます。IAFではF-35Aに、ヘブライ語で強力な1番を意味する「Adir」のニックネームを付けています。
イスラエル国防省ニューヨーク駐在のAharon Marmarosh氏は「これら第5世代の航空機がIAFを強化し、直面している深刻な脅威からイスラエルを守るだろう」と話しています。
IAFはF-35Aを、アメリカ政府の海外有償軍事援助(FMS)契約で、33機発注しています。また、イスラエルのエルビット・システムズが、F-35パイロットが着用する第3世代のヘルメット・マウンテッド・ディスプレイを生産するなど、航空宇宙業界が生産に関わっています。