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先進技術実証機(ATD-X)
防衛省が開発中の先進技術実証機(ATD-X：Advanced Technological Demonstrator-X)が、2016年2月に初飛行する模様です。朝日新聞が1月13日付で報じています。
ATD-Xは、現代の戦闘機に必須とされるレーダーに捉えにくいステルス性や、エンジンの推力偏向による高機動性に関する技術を実証するための実験機です。
愛知県にある三菱重工小牧南工場で製造され、2014年7月にロールアウトしましたが、不具合が見つかり初飛行は何度か延期されてきました。
記事によると、1月末から滑走試験を開始し、2月に県営名古屋空港(小牧飛行場)から初飛行し岐阜県の航空自衛隊岐阜基地に着陸します。2016年度となる4月から飛行試験を行い、今後の戦闘機開発の可能性を探ります。
