しらせ搭載のCH-101による空輸活動 海自の第57次南極地域観測協力

しらせ搭載のCH-101による空輸活動 海自の第57次南極地域観測協力

ニュース画像 1枚目:しらせ甲板で積載物を積み込み、離陸準備するCH-101「8191」
© 海上自衛隊
しらせ甲板で積載物を積み込み、離陸準備するCH-101「8191」

海上自衛隊は2016年1月14日、南極観測船/砕氷艦「しらせ(AGB-5003)」の第57次南極地域観測協力での活動状況を更新しました。公開された画像は、しらせに搭載しているCH-101の「8191」による空輸活動が紹介されています。

「しらせ」は1月4日、昭和基地の沖合約600メートルの定着氷に到着したのち、パイプライン、雪上車、ヘリコプターを使った基地への輸送を行っています。「しらせ」が昭和基地へ輸送する物資のおよそ7割は、船と基地間の輸送を「8191」と「8192」のヘリコプター2機が担います。ヘリコプターはこうした一連の輸送作業に加え、野外観測支援で観測隊員の輸送に使用されるほか、氷海の偵察活動などの任務でも使用されています。

「しらせ」は越冬交替後、3月中旬に帰国の途につき、4月中旬に日本に帰着する予定です。

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