ブリティッシュ・エア、A380オプション権は行使せず リース機導入を検討

ブリティッシュ・エア、A380オプション権は行使せず リース機導入を検討

ニュース画像 1枚目:ブリティッシュ・エアウェイズのA380
© AIRBUS S.A.S.
ブリティッシュ・エアウェイズのA380

ブリティッシュ・エアウェイズはA380のオプション権は行使せず、リースでA380を導入する検討を進めています。ロイターが2016年1月18日付で、ブリティッシュ・エアウェイズ親会社、IAGのウィリー・ウオルシュCEOの発言を紹介しています。

ウオルシュCEOは、A380新造機は高すぎること、中古機のリースでは魅力的な機材とコメントしています。導入する場合はA380の5機、または6機を検討しており、すでに導入済みのブリティッシュ・エアウェイズに加え、イベリア航空にも良い機材だとしています。ただし、この導入は急ぐものでもないともコメントしています。

ブリティッシュ・エアウェイズは12機を確定発注、オプション権は7機です。2013年7月に初号機を導入し、現在までに10機を受領しています。すでに11機目の組立が完了し、近く引き渡しされるほか、12機目の最終組立も始まっています。

同社はA380をロンドン・ヒースロー発着で香港、シンガポール線のアジア路線をはじめ、ワシントン・ダレス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、マイアミ線のアメリカ路線、ヨハネスブルク線に投入しています。

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