鹿児島県の海上自衛隊鹿屋基地で整備を行っている「零戦里帰りプロジェクト」の零戦22型「AI-112」が、2016年1月27日(水)に鹿屋基地で試験飛行を実施する模様です。西日本新聞と産経WESTが報じています。
西日本新聞は1月27日(水)と1月28日(木)に試験飛行を実施すると報じ、産経WESTは1月27日(水)に試験飛行を実施し1月28日(木)と1月29日(金)は予備日と報じています。飛行当日、鹿屋基地は公開されない模様です。
「零戦里帰りプロジェクト」はゼロエンタープライズ・ジャパンが、アメリカで復元された零戦22型「AI-112」を日本に搬入し、日本で登録、日本で飛行することを目指して活動しています。2015年末にスポンサーが付かず資金難に陥っているとの報道がありましたが、国土交通省や自衛隊と調整を重ねて何とか飛行にたどり着いたとのことです。
同プロジェクトはアメリカから零戦22型「AI-112」を日本に運び、2014年11月にさいたま市で展示会を開催し、それから鹿屋基地で組み立て・整備を行ってきました。また、この零戦を「エアーメモリアルinかのや」で展示したり、クラウドファンディングによる募金により2,000万円超を集めるなど活動を続けています。