横田基地にF-22が12機展開、さらにF-16が14機飛来

横田基地にF-22が12機展開、さらにF-16が14機飛来

ニュース画像 1枚目:3WG/525FSのF-22Aラプター
© U.S. Air Force photo/Staff Sgt. Jim Araos
3WG/525FSのF-22Aラプター

東京都のアメリカ空軍横田基地に、2016年1月21日(木)昼ごろF-22Aラプター4機が着陸し、1月20日(水)に着陸した分と合わせて12機になりました。アメリカ軍は防衛省に、1月20日(水)から1月22日(金)にかけて約26機のF-22およびF-16戦闘機の受入れ支援を行うと通告しており、さらに戦闘機が到着する模様です。

F-22Aは、アラスカ州の統合基地(JB)エルメンドルフ・リチャードソンに配備されている第3航空団(3WG)第525戦闘飛行隊(525FS)「AK」の機体で、今後到着するF-16は、同じくアラスカ州のアイルソン空軍基地(AFB)に配備されている第354戦闘航空団(354FW)第18仮想敵飛行隊(18AGRS)「AK」の機体です。F-16は14機とみられます。

アメリカ軍のメディアStars & Stripsによると、これら部隊の展開は「北朝鮮の核実験以前から予定されていた」と在日アメリカ軍報道官が話していると伝えています。

依然としてアメリカ軍による公式発表はありませんが、日本の首都東京にこれだけの戦闘機が集結するのは異常な事態と言えます。18AGRSは2月からグアムで始まる共同演習「コープ・ノース 2016」に参加する予定の部隊です。これまでも18AGRSがグアムに展開したことはありますが、多数の機体が横田基地に立ち寄ったことはなく、やはり北朝鮮に対する圧力とみることができます。

※1月25日追記:横田のF-22は1月23日にさらに2機が到着しました。また、18AGRSのF-16Cは過去に数機が横田に飛来した実績がありました。読者の皆さまにご迷惑をおかけしお詫びすると同時に、訂正いたします。

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