防衛省は、青森県三沢基地のアメリカ空軍第35戦闘航空団(35FW)が、2016年2月1日(月)から2月28日(日)まで、グアム島のアンダーセン空軍基地(AFB)などへ訓練移転すると、1月27日(水)に発表しました。この訓練移転は、本来であれば嘉手納基地で実施する訓練を、グアムへ移転するものです。
参加するのは35FWのF-16C/D 14機程度と人員280名程度で、グアム島のアンダーセンAFB、北マリアナ諸島のファラロン・デ・メディニラ空対地射場で、戦闘機戦闘訓練、空対地射爆撃訓練を行います。
訓練移転は2011年1月と11月の日米合同委員会合意に基づくもので、沖縄の基地負担軽減を目的としています。今回で68回目、グアム等海外へは26回目となります。ちなみに訓練移転の期間中はグアムで日米豪の合同演習「コープ・ノース 2016」が開催されており、これへの参加も兼ねていると思われます。