アメリカ海兵隊もF-35Bの英エアショー展示を公式発表

アメリカ海兵隊もF-35Bの英エアショー展示を公式発表

ニュース画像 1枚目:VMFAT-501のF-35B
© Cpl. N.W. Huertas / USMC
VMFAT-501のF-35B

アメリカ海兵隊も、2016年の7月にイギリスで開催される「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー 2016(RIAT)」と「ファンボロー・エアショー 2016」に、ロッキード・マーティンF-35BライトニングIIを展示することを1月27日、公式に発表しました。空軍も1月26日にふたつのエアショーに、F-35Aを参加させることを発表しています。

展示されるのは、サウスカロライナ州の海兵航空基地(MCAS)ビューフォートに配備されている第501海兵戦闘攻撃訓練飛行隊(VMFAT-501)のF-35Bです。

海兵隊航空副司令官のジョン・デイヴィス中将は「JSF計画事務所とロッキード・マーティンに支援されたアメリカ海兵隊とイギリス軍分遣隊が、海外展開する際の活動を検証し、相互運用性を実証する。そしてここで得られたものは、今夏海兵隊第2のF-35B飛行隊となるVMFA-211の編成や来春のVMFA-121の岩国展開をサポートするだろう」と話しています。

イギリスのマイケル・ファロン国防相もこれを歓迎し「空軍と海軍は要員の教育に奔走し、産業界も各機体の15%を生産している。イギリスの大衆は、この驚くべき航空機を見る最初の機会を得ることになる」と話しています。

これでRIATとファンボローでは、通常離着陸(CTOL)型のF-35Aと、短距離離陸垂直着陸(STOVL)型のF-35Bを、同時に見られることになりそうです。RIAT 2016は2016年7月8日から10日、ファンボロー2016は翌週の7月11日から17日まで開催されます。

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