ANAホールディングス、A380の3機発注を正式に発表 ホノルル線に投入

ANAホールディングス、A380の3機発注を正式に発表 ホノルル線に投入

ニュース画像 1枚目:ANAが導入するA380
© AIRBUS S.A.S.
ANAが導入するA380

全日空(ANA)は2016年1月29日(金)に開催した取締役会で、A380の発注を決議したと発表しました。「2016~2020年度ANAグループ中期経営戦略」を策定し、これに伴うエアライン事業領域の拡大にあわせ、リゾート路線の拡充をめした機材の確保としています。

A380は3機で約1,500億円としており、為替レートは1ドル120円での換算です。この3機は2018年度から2019年度に導入します。

ANAでは中期経営戦略の中で、リゾートマーケットの取り込みが充分にカバーできていないとしており、A380の導入でその強化を図ります。特に、A380は需要が旺盛な首都圏とホノルルを結ぶ路線に、座席あたりコストをおさえ、効率的な生産量拡大、幅広い顧客層に対応する柔軟なプロダクト展開が可能と、導入理由を説明しています。

エアバスとしては、受注に苦しんでいたA380ですが、1月29日はイランが経済制裁解除を受けてA380を12機発注の覚書を締結したこととあわせ、ANAの正式決定で久しぶりに明るい話題となっています。

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