住友精密工業、尼崎市の本社工場敷地に航空機用部品のめっき工場を新設

住友精密工業、尼崎市の本社工場敷地に航空機用部品のめっき工場を新設

住友精密工業は2016年1月27日(水)、兵庫県尼崎市の本社工場敷地内に航空機用部品のめっき工場を新設、その竣工式を行いました。新しいめっき工場は延床面積が663.5平米で、鉄骨造地上3階建、投資規模は約5億円です。

この工場は、リージョナル機用の脚構造大物部品に適用する無電解ニッケルめっき設備を導入しています。無電解ニッケルめっきは、耐食性や耐摩耗性に優れ、他のめっきに比べて環境に優しいことから、現在注目されている表面処理技術です。

この施設は月に20機分のリージョナル機用脚構造大物部品をめっき処理することが可能な生産能力を備えます。住友精密工業は、航空機メーカーに降着装置の直接納入を担うティアワン(Tier1)サプライヤとしての地位確立を目ざしており、新設備の導入で品質向上を図り、競争力を高めます。

メニューを開く