ロールス・ロイスは2016年1月29日(金)、全日空(ANA)が発注したA380の3機向けにトレント900エンジンの提供します。エンジン総額は3億米ドルです。ロールス・ロイスはANAの決定は、トレント900エンジンの優位性をさらに高めるとしており、A380に搭載されるエンジンの50%超のシェアを獲得しています。
また、トレント900の選択は、ロールス・ロイスとANAグループとの関係がいっそう強化されるとしています。ロールス・ロイスは現在、ANAの787ドリームライナーの全機材にトレント1000エンジンを提供しています。
ロールス・ロイスは「ANAグループは、大切な顧客の1社で、同社の新しい機種にエンジンを供給することができ光栄」とコメントし、「ANAによるA380とトレント900の飛行を心待ちにしている」と歓迎しています。
トレント900エンジンは、2007年にA380で初の商業飛行飛行が行われた後、現在までに8社が使用し、飛行時間は550万時間を記録しています。