成田空港や羽田空港でランプバスなどの旅客運送業務を行っている東京空港交通は、2016年1月28日(木)、パッセンジャー・ボーディング・リフト(PBL)車のデザイン変更を実施したと発表しました。同社のPBL車のデザイン変更は16年ぶりとなります。
PBL車はストレッチャーや車椅子を利用する高齢者や身体障害者の乗客を空港内輸送するための専用リフトバスで、ボーディングブリッジやパッセンジャーステップなどを使用せずに機内へ搭乗できる車両です。
同社のPBL車はこれまで、緑、橙、黄色のラインを基調としてリフト部分と車体部分の双方に帯が入ったデザインでしたが、新しいデザインは同社リムジンバスなどのボディーデザインと統一を図り、オレンジを配してジェット機の垂直尾翼をあしらったデザインになっています。
新しいデザインのPBL車は、2016年1月27日(水)から新車1両が成田空港で運用開始されています。