ボーイング737 MAX初飛行、各サプライヤーが祝福

ボーイング737 MAX初飛行、各サプライヤーが祝福

ニュース画像 1枚目:ロックウェル・コリンズ、大型フライト・ディスプレイ
© Rockwell Collins
ロックウェル・コリンズ、大型フライト・ディスプレイ

ボーイングが開発する737 MAX初号機の初飛行を受け、各サプライヤーが続々と祝福コメントを発表しています。

「N8701Q」の737-8-MAXにエンジンを供給したCFMインターナショナルは、1981年の737クラシックからの長いボーイングとの歴史がさらに続くとコメントしています。同社はサウスウェスト航空に2017年に初号機が引き渡しされ、営業運航の開始まで、引き続きエンジン面でサポートするとしており、エンジンの型式証明も70%近くが完了していると発表しています。

また、スピリット・アエロシステムズは、737 MAXの胴体、パイロン、スラスト・リバー、エンジンナセルをカンザス州ウィチタ工場で製造しているほか、オクラホマ州タルサ工場では主翼前縁部を手がけています。スピリットはこれまで8,000機超の737の胴体を製造するなど、ボーイングと共同で取り組んできており、「最新の機種、737 MAXを通じ、さらに737のレガシーを継続できることを楽しみにしています」とコメントしています。

ロックウェル・コリンズは、737 MAXのコクピットに大型フライト・ディスプレイを供給しており、この15.1インチの4面ディスプレイにより、パイロットの状況認識や業務効率が向上するとしています。同社は787をはじめ、777Xにも大型フライト・ディスプレイを提供し、ボーイングとの協力関係を継続していくとしています。

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