新年早々、横田や嘉手納へのF-22ラプター飛来で盛り上がった日本ですが、アメリカ空軍は対ISIL作戦(OIR : Operation Inherent Resolve)にも虎の子F-22を投入している模様です。国防総省がアラビア海上空で空中給油するF-22の画像を公開しています。
撮影されたのは2016年1月27日(水)で、給油しているKC-135Rはイギリス・ミルデンホール基地の第351空中給油飛行隊(351ARS)からカタール・アル・ウデイド基地の第340遠征空中給油飛行隊(340EARS)に派遣されている機体です。
画像のF-22の尾翼には「HH」の文字が見えますから、ハワイ州空軍(ANG)第154航空団第199戦闘飛行隊(154WG/199FS)の機体と見られます。有力な航空戦力を持たないISILを相手に、高価なステルス戦闘機は不要かと思われますが、偶発的な危機に対応するための派遣と思われます。
アメリカ空軍はF-22を190機程度しか保有してなく、飛行隊は東へ西へ大忙しの模様です。