ATR、イラン航空とATR 72-600を40機契約 確定は20機

ATR、イラン航空とATR 72-600を40機契約 確定は20機

ニュース画像 1枚目:イラン航空塗装のATR 72-600 イメージ
© ATR
イラン航空塗装のATR 72-600 イメージ

フランスのターボプロップ機メーカーのATRは2016年2月1日(月)、イラン航空とATR 72-600を40機契約したと発表しました。確定発注が20機、オプション権が20機で、総額10億ユーロの契約締結となります。調印式はテヘランで開催されました。

イランのハサン・ロウハーニー大統領がローマ、パリを訪問した際、この契約の詰めの協議が続けられていました。交渉では、イタリアとフランス政府がそれぞれの輸出信用機関を通じ、契約締結に至る重要な役割を果たしたとATRでは発表しています。

これにより、イランにATRの最新世代の航空機が導入されます。すでにイランでは1992年からATR機が運航されており、新世代の機材の導入により、小さな飛行場、未舗装滑走路、山間部など、それぞれの飛行場が大きく異なる環境でも安全に運航することができます。

ATR 72-600は座席数が68席から78席で、エンジンはプラット・アンド・ホイットニーの127Mエンジンを搭載しています。

メニューを開く