エアバスは2016年2月2日(火)、シンガポール航空向けA350-900の初号機が、初飛行を完了したと発表しました。機体記号(レジ)「9V-SMA」で、今後数週間で納入される予定です。現在は、納入を前に完成した機体の地上チェックとフライトテストを行い、製造の最終段階に入っています。
シンガポール航空向けのA350 XWBは、同社の中型ワイドボディ機の主力機材となる予定です。この機材はシンガポール航空の長距離路線に加え、リージョナル路線にも投入される予定で、合計67機が引き渡しされる予定です。さらに最大19時間、超長距離の飛行が可能なA350-900ウルトラ・ロング・レンジ(ULR)も納入される予定です。