CFMインターナショナル、LEAPエンジン受注で10,000基を達成

CFMインターナショナル、LEAPエンジン受注で10,000基を達成

ニュース画像 1枚目:LEAPエンジン
© Eric Forterre / Safran
LEAPエンジン

GEとサフランの合弁企業、CFMインターナショナルは2016年2月8日(月)、LEAPエンジン受注が10,000基を超えたと発表しました。LEAPエンジンは、エアバスのA320neoにLEAP-1A、ボーイングの737 MAXにLEAP-1B、中国商用飛機(COMAC)のC919にLEAP-1Cとして採用されているエンジンです。

3社に供給するエンジンのうち、A320neo向けのLEAP-1Aエンジンは、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)から2015年11月に認証を得ており、LEAP-1B、LEAP-1Cも数カ月で認証を取得する予定です。

LEAPエンジンは、CFM56エンジンの技術から、騒音やNOx排出量の大幅削減、消費燃料の改善、二酸化炭素排出量の削減を実現し、信頼性を高めながらメンテナンスコストを抑えるものとなります。

なお、CFMインターナショナルは各社の次世代機の好調な受注状況から、2020年までにLEAPエンジンを年間2,000基、製造する計画です。これを受け、サフランではヴィラロッシュ工場で3種類のLEAPエンジンの製造ラインを2本、設置しています。製造ライン1本で年500基に対応する計画で、1本目は2017年1月に稼動、2本目は2018年初頭に稼動し、同工場で年1,000基を製造します。

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