岩国空港、空港機能強化の基本計画を発表 旅客好調で駐車場やビル拡張へ

岩国空港、空港機能強化の基本計画を発表 旅客好調で駐車場やビル拡張へ

ニュース画像 1枚目:駐車場機能強化イメージ、駐車場の増設 案1
© 岩国空港ビル
駐車場機能強化イメージ、駐車場の増設 案1

岩国空港を運営する岩国空港ビルは2016年2月12日(金)、「岩国錦帯橋空港機能強化基本計画」を策定、発表しました。同空港は2012年12月に軍民共用空港として開港、2013年12月には、開港初年度の需要予測35万人を達成し、2014年には36万人超が利用、2015年9月には空港利用者100万人を達成しています。

利用者が好調に推移している中、年末年始、連休には警備員を配置して、送迎者の車の誘導などを行う現状があり、同空港では617台の駐車場を800台から1,000台に拡充、ターミナルビルの混雑の解消をめざした機能強化が必要とされています。特に、レンタカー手続き所の移設、団体客の待機場所を確保します。

このうち駐車場の増設は、ターミナルビルから離れた南側の区画Bで、2層3段の立体化し850台程度、その利用状況を踏まえて区画Bの北側の区画Aを1層2段に立体化し910台程度、または区画Aを2層3段に立体化し1,000台程度の駐車枠を確保します。

ターミナルビルは、ビルとバス、タクシー乗り場間に最大で多目的スペースを3カ所、バゲージシステムや派出所の南東方面に事務スペースを設けます。最も多くのスペースを確保する場合の工事期間は9カ月程度で、事業費は6億5100万円としています。

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