シンガポール・エアショー開幕、アジアの旺盛な需要を背景に活況

シンガポール・エアショー開幕、アジアの旺盛な需要を背景に活況

ニュース画像 1枚目:地上展示される787-9「9V-OJF」
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地上展示される787-9「9V-OJF」

シンガポール・エアショー2016が2016年2月16日(火)、シンガポール・チャンギ国際空港で開幕しました。アジアで最大のエアショーと言われており、東南アジアを中心に航空会社は旅客需要の増加が見込まれているほか、軍事バランスの緊張もあり、会場は多くの航空機、軍事関連の出展者が集い、意見交換をしています。一般入場ができる2月20日(土)、2月21日(日)は各種機材が展示飛行します。

今回、シンガポールを本拠とする格安航空会社(LCC)のスクートが初めてエアショーに参加し、ボーイングと共同で787-9を展示しています。スクートはエアショーの展示機会場で同社の787-9の機体記号(レジ)「9V-OJF」を披露し、来場者たちに機内を披露し、客室乗務員たちが最新の機材で訪問者を歓迎しています。

また、展示ブースでは、三菱航空機が初飛行後、初めてのエアショーの参加となり、ブースには機内のモックアップを展示するなど活発な商談を行っています。航空機リース会社のエアロリースからの発注を獲得するなど、初飛行の与える影響の一面をみせています。

MRJのライバルと目されるエンブラエル、スホーイ、ボンバルディア、スホーイ、中国のARJのうち、実機はCS100とSSJ-100が展示されています。

初日の展示飛行は、韓国空軍のブラックイーグルスがアクロバット飛行で会場を沸かせたほか、マレーシア空軍のSu-30MKMなどが飛行しました。

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