カナダ軍、ホーネットによるISIL攻撃を停止 空中給油・偵察は継続

カナダ軍、ホーネットによるISIL攻撃を停止 空中給油・偵察は継続

ニュース画像 1枚目:クウェートで出撃準備中のCF-188
© Operation Impact, DND
クウェートで出撃準備中のCF-188

カナダ軍は、2016年2月15日(月)、有志連合の一員として実施してきたイラクとシリアのISILへの航空攻撃を停止しました。

攻撃に使用したCF-188ホーネット6機と支援要員は、数週間以内に段階的に中東地域から撤収します。カナダ軍は空中給油と情報収集・監視・偵察(ISR)活動を継続するとともに、イラク治安部隊の訓練や有志連合のサポートに注力します。

カナダのハルジット・シン・サージャン国防相は「CF-188のクルーと攻撃作戦に加わったすべての兵士の努力を誇りに思う。カナダ人は彼らと彼らの家族の奉仕と犠牲に感謝します」とコメントしています。

カナダでは2015年10月の総選挙で自由党が政権を獲得し、首相となったジャスティン・トルドー氏は航空攻撃からの撤退を選挙公約に掲げていました。

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