朝日航洋、関電の鉄塔工事で吊り荷を輸送中に落下 重大インシデントに

朝日航洋、関電の鉄塔工事で吊り荷を輸送中に落下 重大インシデントに

朝日航洋は2016年3月1日(火)10時8分頃、福井県三方郡美浜町の山中で運航していたAS332L-1で送電線の資材を輸送飛行中、吊り荷を落下させる事案が発生しました。これを受け、航空局は「重大インシデント」と認定し、運輸安全委員会が調査を開始します。

この事案に関連し、けが人や設備の損壊などは発生していません。関西電力によると、同社美浜線の鉄塔建替の工事に伴い、朝日航洋のヘリコプターが運搬作業を行っていたものです。輸送していた資材は、新たに設置する碍子約54個、計800キログラムと碍子を収めた木箱の入った運搬用具が落下したものです。

朝日航洋はこれを受け、「関係の皆様に多大なご迷惑・ご心配をおかけしてしまい、誠に申し訳ありません」とコメントし、運輸安全委員会の調査に協力するとともに、自社内での調査を進め、早急に再発防止を図るとしています。

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