オーストラリア空軍(RAAF)司令官のレオ・デイビス中将は、2016年3月11日、キャンベラで新しいヘルメット型の熱気球を公開しました。
熱気球は最も歴史のある航空機で、そこに21世紀にふさわしい最新のデザインを施しました。デイビス中将は「25年間以上にわたりRAAFの熱気球はオーストラリアを旅して、隊員のプロ意識を鼓舞し、一般市民や生徒たちに科学技術への基礎的な関心を高めて来た。古い熱気球をリプレイスするのを機会に、新しい世代が航空やRAAFへの関心を高めるため、現代的なデザインの熱気球を作った」と話しています。
熱気球はイギリスのキャメロン・バルーンで設計・製作され、バイザーや酸素マスクを装着したヘルメットを造形するため1,574枚のパネルを使用しています。
オーストラリアもそうですが、アメリカやイギリスのエアショーでは、熱気球がアトラクションや広報媒体としてよく使われているようです。