バティク・エアの737-800とトランスヌサのATR 42が滑走路上で衝突

バティク・エアの737-800とトランスヌサのATR 42が滑走路上で衝突

インドネシア・ジャカルタのハリム・ペルダナクスマ国際空港で2016年4月4日(月)、バティク・エアの737-800とトランスヌサのATR-42-600が衝突する事故が発生しました。737-800は機体記号(レジ)「PK-LBS」で2014年11月、ATR-42-600は「PK-TNJ」で2014年9月にそれぞれ製造された機体です。

バティク・エアの「PK-LBS」はマカッサルへ向け滑走路24から離陸するところで、衝突時には滑走していました。トランスヌサの「PK-TNJ」は、滑走路24を南側から旅客ターミナルのある北側へ横切り、トーイングされているところでの事故となりました。

バティク・エアはFacebookページで、「PK-LBS」のID7703便は離陸許可を得て滑走していたとしており、衝突後にすぐに離陸を中止し、滑走路上で停止しました。事故の後は火災も発生しており、乗客49名と乗員7名は緊急脱出シューターを使い、機外に逃れました。これにより、「PK-LBS」は左側の主翼が破損しています。また、「PK-TNJ」は垂直尾翼が無くなり、主翼部分にも損傷を受けています。

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