アイアン・メイデンの747「エド・フォース・ワン」、いよいよ日本へ

アイアン・メイデンの747「エド・フォース・ワン」、いよいよ日本へ

ニュース画像 1枚目:エンジンカウルにロゴが塗装された状態で作業完了
© Iron Maiden / Bjorn Bjarnason / Jeremy Smith
エンジンカウルにロゴが塗装された状態で作業完了

イギリスのヘヴィメタルバンド「アイアン・メイデン」は、2016年世界ツアーで747-400、機体記号(レジ)「TF-AAK」、愛称「エド・フォース・ワン」で移動しています。

チリのサンティアゴで3月12日(土)、胴体下部とエンジン2基を損傷しましたが、この改修を10日間で終え、すでにアメリカ、カナダで開催するツアーの移動に使用されています。ロサンゼルスで現地4月16日(土)の開催後、4月20日(水)に日本でコンサートを予定しており、この来日時に「エド・フォース・ワン」で飛来する見込みです。

改修は事故発生後、エア・アトランタ・アイスランドがボーイングの支援を受け、すぐに取りかかりました。エンジンの手配、スラストリバーサーやカウルの交換など、補修が必要な箇所とその部品の調達、輸送など包括的な計画が練られました。

3月17日(木)には、カーゴルクスの747貨物機が、修理に必要な部品などを搭載し、チャーター便でサンティアゴに輸送しました。運ばれたものは、ドイツ・ハノーバーからトラックで運ばれた2基の交換用エンジンをルクセンブルクで搭載し、ロンドン・スタンステッド空港でスラストリバーサーとカウル、さらにジェッダからヒースローへ空輸した後に陸送した工具や消耗品が積み込まれました。

エンジン交換はラン航空のメンテナンス部門が担当しました。この作業には、アイアン・メイデンのボーカルで、エド・フォース・ワンのパイロットのブルース・ディッキンソンさんもその仕事ぶりに感服し、関係者に謝意を示しています。

これにより、日本にも無事、予定通り4月18日(月)から4月19日(火)ごろに飛来する見通しです。

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