マレーシア航空、747-400を1970年代のレトロ塗装で復活

マレーシア航空、747-400を1970年代のレトロ塗装で復活

マレーシア航空は2016年4月5日(火)、A380の重整備にあわせ期間限定で復活させる747-400にレトロ塗装を施し、公開しました。機体記号(レジ)「9M-MPP」は2015年3月に運航ラインから外れていましたが、マレーシア航空はA380を6機で運用しており、この大型機を代替する機材として運航します。投入する路線はロンドン線です。

復活した「9M-MPP」は、マレーシア航空がナショナル・キャリアであった1970年代の塗装が施されており、マレーシア国内線で4月から数カ所に運航し、各地で披露する予定です。

機体全体に赤のラインを配し、尾翼は赤い円の中に同社のロゴ「ワウ・ブラン(wau bulan:三日月の凧)」を描いています。ワウ・ブランはマレーシアの神話の世界で登場するもので、空高く舞うことをイメージしたものです。

マレーシア航空のポール・シモンズCEOは、「空の女王」が復活することについて、「輝かしい歴史を祝うと同時に、レトロ・カラーで多くの方に楽しんでいただけるでしょう」とコメントしています。

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