ハワイアン航空は2016年4月6日(水)、ホノルル本社のパイロット訓練施設に2基目のフルフライトシミュレータ(FFS)を導入すると発表しました。
ロッキード・マーティン・コマーシャル・フライト・トレーニングと契約を締結したもので、A320向けのFFSとなります。ハワイアン航空は2017年に、A321neoを導入する予定で、この機材導入に向けた準備を始め、FFSでの訓練を通じパイロット向け資格プログラムを運用していきます。
ハワイアン航空は、2013年にA330向けFFSを導入し、ハワイの航空会社で初めて、そして唯一、パイロット向けのFFSを運用することとなりました。A320FFSの導入で投資を充実させるとともに、これまでの出費を抑え、パイロットの訓練環境を拡充します。
ハワイアン航空は現在、600名以上のパイロットが在籍しており、A321neoの導入にあわせ、新たに200名のパイロットを雇用します。A321neoは2017年から2020年にかけて16機を導入する予定で、購入権9機を保有しています。