海上自衛隊は、2016年4月23日(土)と4月24日(日)に鹿屋航空基地で予定していた「2016 エアーメモリアル in かのや」について、2016年4月16日(土)未明に発生した「平成28年熊本地震」を受けて中止すると発表しました。
鹿屋航空基地では、4月6日(水)に同飛行場を離陸した航空自衛隊飛行点検隊所属のU-125が高隈山付近で墜落、6名の搭乗員が亡くなる事故が発生し「エアーメモリアル」の実施について協議されました。この時は、安全面に十分に配慮しながらも実施することが決定されましたが、4月16日(土)、熊本地震の状況を鑑み中止を決定しました。
2016年の「エアーメモリアル」では、里帰りプロジェクトで鹿児島空港に所在する零戦22型の飛行や、アメリカ海軍のP-8A、MV-22の地上展示が予定されるなど、例年にない展示が予定されていました。
主催者は「熊本地震において亡くなられた方のご冥福、被災され避難を余儀なくされている多くの方の安全と被災地の1日も早い復興を関係者一同願っております。」とコメントしています。
