山口宇部と岩国の2015年度旅客数、羽田線は堅調 国際チャーター過去最高

山口宇部と岩国の2015年度旅客数、羽田線は堅調 国際チャーター過去最高

山口県は、2015年度の山口宇部空港と岩国空港の利用状況を発表しました。山口宇部空港から定期便として就航する山口宇部/羽田線は利用者数で前年を上回ったほか、岩国/羽田線はわずかに前年を下回りました。また、山口宇部空港の国際線定期便の利用者数は過去最高を記録しました。

このうち宇部/羽田線は、1日10往復運航体制の定着や、「世界ジャンボリー」、「ねんりんピック」の開催、大河ドラマや世界文化遺産の登録など、航空需要を喚起する要因があったため、年間利用者数は約905,000人で前年度比103.6%となり、4年連続で前年度を上回っています。

また、岩国/羽田線は、2014年度に実施された夏季限定の機材の大型化が2015度は行われなかったため、利用率は前年度を上回ったものの、利用者数は約364,000人で前年度比99.5%と、わずかに前年度を下回りました。

このほか、3月27日から就航している岩国/那覇線は利用率68.8%で、好調な滑り出しとなっています。

また、2015年12月から2016年3月まで、約4カ月間にわたり運航された宇部/ソウル線の国際連続チャーター便の利用が好調で、山口宇部空港の国際線チャーターは便数、外国人利用者数、利用者数計が過去最高を更新しました。

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