デルタ航空、Cシリーズを最大125機導入へ 確定発注分は75機

デルタ航空、Cシリーズを最大125機導入へ 確定発注分は75機

ニュース画像 1枚目:デルタ航空塗装のCS100、イメージ
© Bombardier
デルタ航空塗装のCS100、イメージ

ボンバルディアは2016年4月28日(木)、デルタ航空とCシリーズを最大125機の契約を締結したと発表しました。デルタ航空とボンバルディアは日本時間4月28日23時、未ラベルで10時から記者会見を開催します。

契約は75機が確定、50機がオプションで、いずれもCS100となります。CS100の50機の確定発注50機分は、カタログ価格でおよそ5.6億ドルとなります。日本円でおよそ606億円です。なお、この契約は今後、CS300への機種変更も可能です。デリバリーは2018年春に開始する予定で、デルタ航空はアメリカでCシリーズのローンチカスタマーとなります。

機内仕様はエコノミーとデルタ・コンフォート・プラスは「2-3」配列、ファーストは「2-2」配列とします。シート背面にはモニターを備え、機内エンターテイメントを提供するほか、機内Wi-Fiの装備、大容量の機内手荷物入れのオーバーヘッドビンなどが装備されます。

デルタ航空はこの発注で、アメリカ国内線向けの機材更新を進め、Cシリーズの最新の機能を取り入れた機材を活用し、ネットワークの柔軟性をはじめ、燃費性能の高さによる経済性が望め、同社はこの投資は確実なものと期待感を示しています。エンジンもプラット・アンド・ホイットニーにPW1500Gを搭載し、騒音削減が望め、環境への負荷を低減できます。

この契約はボンバルディアの受注契約で過去最大となり、デルタ航空はCシリーズの最大顧客になります。なお、この発注により、デルタ航空はERJ-190の導入を取りやめます。

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