エアバス・ヘリコプターズ、ポーランドとタイガーの設計・製造で協議

ポーランドの軍需企業PGZとエアバス・ヘリコプターズは2016年4月28日(木)と4月29日(金)の2日間、タイガー戦闘ヘリコプターのポーランドでの製造に向けた協議を開催しました。タイガーはポーランド軍のクローク(Kruk：カラス)攻撃ヘリコプター計画の候補機で、商談ではタイガーのサプライヤーがPGZの協力企業と設計、製造などについて議論をかわしました。

タイガーのサプライヤーは航空機関砲などの武装システム、通信機器、アビオニクスなどを手がけるネクスター、MBDA、タレスなどが参加しました。それぞれクローク・ヘリコプター製造時に対応する製品を手がけるポーランドの企業と1対1で交渉しました。

タイガーはこれまでフランスとドイツ、スペイン、オーストラリアへ120機以上の納入実績があり、2009年以降アフガニスタンやリビアでの作戦飛行も実施しています。